オンライン家庭教師は、塾や予備校、一般の家庭教師と比べると良心的なお値段。
それに、移動の時間がなかったりメリットはたくさんあります。

ですが肝心の成績が上がらなければ本末転倒。
ご家庭の負担を少なく、かつきちんとお子さんの成績を上げるためにはどういった事に気をつけたら良いのでしょうか?
そこで今回は学校の成績を上げるための効果的なオンライン家庭教師の利用法、また成績を上げるために必要な事をご紹介します!
オンライン家庭教師で成績は上がる?
成績を上げるために一番大切なのは、言うまでもなくお子さんのやる気です!
とはいえ、遊びたい盛りのお子さんにとって勉強はなかなか面白いとは思えないもの。
オンライン家庭教師は単に勉強を教わるだけではなく、お子さんの家での勉強を習慣化させるのに効果的です!
先生の作る学習スケジュールに沿って勉強し、宿題をこなしましょう。
自宅での勉強が習慣化できれば間違いなく成績は格段に上がります!
では効率良く成績を伸ばすために、実際の授業でどういった事をお願いしたら良いのか具体的にご紹介します。
効果的なオンライン家庭教師の利用法は?
オンライン家庭教師を体験する時は、子供にいい影響を与えて今後に生かしたいもの。
そこで利用法について、「初めての時」と「2回目以降」でポイントをまとめました。
初めてのオンライン家庭教師の時
勉強で悩んでいる事・質問を考えておく
解き方が分からないところや苦手な単元を予め考えておくことで、いざ授業が始まった時に「何を質問したかったんだっけ…」と忘れることを防ぎます。
分からない箇所は早めに対処しないと授業が進むにつれ、さらに分からなくなることも。
確実に解決できるよう事前に明確化しておきましょう!
苦手を克服したい、偏差値をあげたいなど具体的な目標を決めておく
授業が始まる前に「あの学校に合格したい!」「偏差値を○○まで上げたい!」「この教科が苦手だから克服したい!」など具体的な目標を定めておきましょう。
そのためにはこの科目を集中的に伸ばさなければいけない、いつまでにこれくらい偏差値を上げなければいけない、など中間ゴールや学習スケジュール、指導の方向性など今後の学習計画が立てやすくなります。
これは講師側としても、一緒に考えやすくて助かる要素ですよ。
現時点での自分の実力を評価してもらう
現時点での自分の実力を客観的に評価してもらう事で、
- 今自分が伸ばすべき教科は何か
- 逆にそこまで時間をかけなくても大丈夫な単元は何か
など目標までの距離が明確化するので効率良く学習を進めることができます。
ゴールまでの道が見えれば「これを達成すれば合格に近づける!」という励みになるのでやる気アップにも繋がります!
2回目以降の授業の時
勉強のモチベーションをアップさせる
勉強において大変なのはやる気を出させる事、またそれを継続させる事です。
良い先生は、勉強が苦手な子には褒めて「自分にもちゃんとできるかもしれない!」と自信をつけさせてくれます。
また、得意な子にはあえてちょっと難しい問題を出して「ここで満足してはいけない!」と自覚させてくれます。
「もっと勉強したい!」「分かるって面白い!」と思うようになれば強制しなくても自ら勉強するようになります。
そうなれば成績は目に見えて伸びるはず!
宿題をきちんとしておき、質問があればメモをしておく
前回の授業で出た宿題は必ず終えておくこと!
でないときちんと理解できていないまま迎えてしまうとまた前回と同じ所から習うことになるので先に進めません。
また宿題の内容や学校の授業内での疑問点を事前にメモなど書いておく事によって、確実に授業内で理解し、次回まで分からないままタイムロスになるのを防ぎます。
質の良い問題集や参考書を教えてもらう
世の中には数多くの参考書が存在します。
参考書を選ぶ時点で誤ってしまうと大きなタイムロスとなってしまいます。
講師は実際にその問題集や参考書を使って合格まで辿り着いているので、良質な物を知っているはずです。
また先生はお子さんの学力を把握しているため現時点でのレベルに見合った物、目標校に最適な物を教えてくれるはずです。
指導日以外の日の計画を立ててもらう
指導日以外の日は宿題以外でどこに重点を置いて勉強すれば良いか、どういったスケジュールで進めたら良いか細かく定めてもらうことがおすすめ。
「勉強しなきゃいけないけど、何から手をつけよう…」と考える時間を省けます。
1日分の目標を事前に設定してもらう事で毎日小さな目標を達成する事になるので、やればできる!という自信や自発的に勉強する後押しにも繋がります!
それでも成績が上がらない場合は?
オンライン家庭教師をお願いしても、成績が思うように上がらない場合もあります。
その場合に考えられる原因と対策とまとめました。
試してみることで、家庭での学習時間は大きな変化を与えてくれるかもしれません。
成績を上げるためには、どのように勉強をするか、どういった気持ちで取り組むかが重要になってきます。
オンライン授業なら、塾や予備校と違い通学にかかる移動時間も学習に充てる事ができます。
ただし勉強時間は確保できてもだらだらとやっていれば意味はありません。
「集中して学習に取り組む空間、時間」を設けることができれば、成績アップは十分に期待できます!
それでは下記に解説していますので、チェックしてみてくださいね!
家での学習時間が足りていない
- 指導がない日でも、1日最低1時間!など、自分だけで勉強をする時間を設けさせる。
- 先生に作ってもらった学習スケジュールは必ずこなし、さらにそこから+αで発展問題など難しい問題に挑戦する。
自力で解けなければ次回先生に「解き方」を教えてもらいましょう。そこまでできるようになれば確実に点は伸びます!!
宿題や復習をきちんとやっていない
- 理解を深めるために重要な事だと理解させ、必ず行った上で次回の授業に臨ませる。
- 復習の際に理解し切れていない部分は次回の授業での質問リストを作っておく
などし、分からないまま次に進むのは避けましょう。
お子さんのやる気がない
- 頑張って勉強をしていること、点数が上がったことなど、とにかく褒めてあげる。
- 成績が上がるとどんなメリットがあるのか、目標校に合格すると将来どういう道に進めるのか
などお子さんが自ら勉強したくなるように導いてあげましょう。
授業中に気が散って集中できていない
- テレビやスマホ、ゲームなど誘惑になり得る物が勉強中に目に入らないようにさせる。
- 1時間勉強したら10分休憩する
など勉強の合間に時間を決めて「息抜き」を挟みましょう。
先生が合っていない
先生も教えるプロとはいえ人間なので、もしお子さんと性格などが合っていないと感じることも。
この場合は先生の交換をお願いするのも一つの手。
まだテストに成績が反映されていないだけ!
ひょっとすると今理解できることが増えて来てはいるものの、難しい問題だとまだ点は取りきれていない、という場合もあります。
成績はすぐさま伸びるものではありません。
お子さんを信じて見守ってあげましょう!
まとめ
今回は学校の成績を上げるための効果的なオンライン家庭教師の利用法をお伝えしました。
講師の先生はあくまで成績を上げるためのお手伝い。
先生をつけたから自動的に成績が伸びる、ということはあり得ません。
結局はお子さんがやろうと思えるかどうかが1番大事な事。
- いかに先生がモチベーションを上げてくれるか
- 勉強に集中できる環境を整えられるか
- 無駄な時間を省けるか
などといった周りのサポートも非常に重要になってきます。
学校の授業や部活、友達と遊んだりと忙しい学生時代だからこそ、うまくオンライン家庭教師を利用して効率良く成績を上げましょう!
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